リーアンという、カンボジア人がいます。
ガタイが良くて、いつもニコニコ笑っているリーアン。
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彼と出会ったのは、多分5年前くらい?
バサックスラムで
『日本語を勉強したいんですが、どこかいい学校を知りませんか?』
と声をかけられ、田山日本語学校を紹介したのが始まりでした。 

当時リーアンはバサックスラム内で子ども達に英語を教えていて、
彼の授業を子ども達がとても楽しそうに受けていたので
『子ども達が夢中になる授業をしていてすごいね』
というと
『楽しめるように教えるのは当たり前です。
子ども達が勉強する気になるかならないかは、教える方の責任です。』
と言っていた彼の言葉は今でも印象に残っています。

そんなリーアンは今バサックスラムに自分も住み
無料の塾をやっています。
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そこでは英語と日本語を教えていて
学びたい子どもは誰でも通うことができます。

また、ここ数年はラウとフンを自分と一緒に住まわせ
毎晩勉強を見てくれたり、生きる上で大切なことをたくさん教えてくれています。
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塾で英語を教えている先生達は海外のNGOからお給料をもらっていますが
リーアンのお給料はほとんど塾の運営費で無くなってしまいます。

自分の生活費の為、日本語の通訳等のアルバイトをして
朝早くから夜遅くまで働いています。

 そんなリーアンに
『なんでそんなにがんばれるの?』
と聞いたら
『まず、誰よりも自分ががんばらないといけません。
自分が苦労してがんばらないと、誰も子ども達も自分の話しなんて聞いてくれません。』
と言っていました。 

そして、バサックスラムの子ども達の将来のことを
一生懸命考えています。

この子たちにチャンスをあげたい。
貧しいこの子たちががんばって勉強して、いつか大人になった時に、貧しい子ども達を助けられるようになってほしい。

いつもそう言います。

私はリーアンをとても信頼しています。
まったく同じ志で、子ども達を見守るカンボジア人の仲間がいることが心から嬉しい。

彼と一緒にバサックスラムの子ども達の未来を応援していきたいと思っています。
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バサックスラム幼稚園の子ども達が小学生になったら
ここの塾に通って勉強をサポートし、
いずれは夢に向かった進路に進ませてあげたい。

スラムでゴミ拾いをしながら生きていくのではなく
ちゃんと自立して生活していける基盤をつくるサポートをしていきたい。

カンボジアを変える大人になっていってほしい。
 
バサックスラムの幼稚園や夢カナエルなど各プロジェクトは
リーアンと連携してやっていきます。


がんばるカンボジア人と共にがんばりたい。

応援よろしくお願い致します。


                     えりこ